エムスリーAI

CERTIFICATION MARK

AI導入医療機関
認定マークについて

m3 AI Platformが提供する画像診断支援AIシステムを導入している
医療機関向けの認定マークです。

医師とAIがタッグを組んで
あなたの健康を守ります。

日本で高い死因である、がんや心疾患、脳血管疾患などの病気。早期の発見、治療のため、医療機関では日々多くのX線検査やエコー、CT、MRI検査などが行われています。

検査画像を見て診断する「読影」には高い精度が求められます。しかし、限られた時間の中で様々な疾患の診断をするのは、専門領域外のものまでを診るとなると、医師といえど難しい実態があります。ある調査では、CT検査において50%近くの医師が見落し経験があると答えています。(※1)

医療機器や診療行為の高度化・多様化によって、医師ひとりでの読影がますます難しくなる中、AIを活用して診断技術の向上に取り組む医療機関が増えています。

各機関が健康な人をひとりでも増やすため、想いをもって診療に向き合っていることを伝える証として、この認定マークが誕生しました。

※1 m3.com 医師766名に行ったCT検査の見落しに関する調査

“画像診断支援AI”とは?

画像診断支援AIは、検査画像をAIが解析し、病変を検出する技術です。AIにたくさんの正常/異常の症例データを読み込ませて学習させることで、疾患によっては専門の医師と同等の精度で検出ができるようになります。(※1)

X線検査でAIが検出した症例について、43%の医師が見つけることができなかったという調査結果もあり(※2)、AIの活用は診断の精度向上に大きく寄与すると考えられるでしょう。

なお、画像診断支援AIは、あくまでも医師の判断の補助として活用することが認められています。

AIは診断の精度を上げるだけでなく、忙しい医師のサポート役として負担を減らし、患者さんと向き合う時間を増やすことに貢献しているのです。

※1 胸部X線写真で線維化性間質性肺疾患を検出するための深層学習アルゴリズムに関する研究 ※2 参考:医師2,515名に行った肺がん検出に関する調査

導入システム一例

  • 検診等、数多い胸部X線の読影をサポート

    肺結節/胸部X線

  • 脳ドック等の画像チェック体制強化に

    脳動脈/頭部MRA

  • 胸部CTの細かい異常影の診断支援に

    肺異常/胸部CT

  • 一刻も早い治療方針策定に貢献

    Neuro/頭部CT

医師の声

  • スピーディーに読影支援してくれるAIは、地方の開業医こそ導入メリットが大きい

    当院の医師は私1人で、かつ予約制を敷いていません。当日の飛び込み検査も多いです。このような環境の中で、必ずしも専門ではない胸部X線検査も行うことには、常に心的負担を感じていました。AIの導入によってダブルチェックできるようになったので安心感がありますね。この半年でも、AIの指摘がきっかけで、肺がん疑いの患者様2名を適切な医療機関へ紹介することができました。

    津端内科医院 
    津端俊介院長

  • 「ザ・内科医」として、AIの見逃し防止対策は必須

    医師の疲労の要因は様々ですが、特に「心理的負担」の影響は大きいと考えています。放射線科医が当直している大規模病院以外では、全て内科医が自ら読影するのが一般的であるため、読影の見逃しリスクに常にさらされています。そんな医師の負担軽減目的で画像診断支援AIの導入を決めました。AIに人間が使われるのではなく、医師の心理的負担をAIが取ってくれる、そう考えながらうまく利用するのが大事だと思いますね。

    さいたま市民医療センター 
    石田岳史副院長

  • 見落としゼロ「人間の能力では無理」

    当院はリウマチ・膠原病の患者さんを主に診ている病院で、比較的多く画像検査を行います。検査目的とは違う部位でも、必ず見つけて指摘してあげなければならないという思いがあり、精緻な読影は非常に重要です。偽陽性が多いことは確かですが、見落としゼロを目指しているので、むしろ細かく引っかけてくれていることは有り難いと思っています。読影の際のストレス軽減、安心感の向上に繋がると感じましたので、今後は範囲を広げて健診にもAIを入れていこうと考えています。

    東広島記念病院 
    山名二郎先生

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M3 AI platformを運営するエムスリーAI株式会社は、国内約30万人の医師9割を有する医療従事者向け会員制Webサイト「m3.com」を運営しているエムスリー株式会社と、医療用システムの開発・販売及び医療関連のネットワークシステムサービスを提供しているPSP株式会社との合弁会社です。

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