エムスリーAI、PSP、キヤノンメディカルシステムズによる医療AI推進のための業務提携締結について
エムスリーAI株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:杉原 賢一)は、PSP株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:依田 佳久、以下「PSP」)およびキヤノンメディカルシステムズ株式会社(本社:栃木県大田原市 代表取締役社長:瀧口 登志夫、以下「キヤノンメディカル」)と、医療AIを活用したヘルスケアIT事業の協業において業務提携することに合意しました。
当社とPSPが共同で推進している医療AIプラットフォーム事業について、キヤノンメディカルが販売連携します。
当社は、病院からクリニックまであらゆる医療機関において多様な医療AIを利用できる仕組みをプラットフォームとして提供しております。AIは、画像診断支援領域を中心に製品ラインナップを構築しており、部位(頭部、肺など)ごとの複数疾患に対して、使用したいAIを選択して利用することができます。導入においては、エムスリーエッジサーバーを設置することで、PACS(医用画像管理システム)などの院内システムやモダリティメーカーを問わずに利用が可能となります。PSPとは2020年に事業提携契約を締結し、医療AIプラットフォーム事業を共同で推進してまいりました。
キヤノンメディカルは、ディープラーニングを用いて開発した画像処理技術をCTやMRIなどにいち早く搭載し、より確度の高い診断をサポートする画像診断装置に強みを持ちます。さらにAI解析技術や3D処理技術などのヘルスケアITテクノロジーを活用し、画像診断装置で撮影した診断画像を付加価値の高い、診断しやすい情報として提供することで、医師の診断や診療の支援をしています。
今回キヤノンメディカルと販売連携することにより、当社が提供する様々な医療AIソリューションをキヤノンメディカルを通してお客さまに提供できるようになります。また当社は、キヤノンメディカルのAI解析技術や3D処理技術が組み込まれたPSPのDICOMビューアーソフトウェアをお客さまに提案できるようになり、画像診断における読影品質のさらなる向上と効率化を目指します。
国内の医療を取り巻く環境は、高齢化による疾病構造の変化、医師不足、依然続く新型コロナ感染症対策など、厳しさを増しています。さらに2024年4月より、医師の働き方改革が施行され、医療現場ではより一層の効率化が求められるようになりました。医療現場に山積する課題を解決するために今回の業務提携により、3社の強みを活かし、医療現場のDX化を推進することで画像診断医の業務効率を向上させ、より最適な読影支援ソリューションを提供していきます。
3社の協業によって提供する医療AIソリューション※1

【PSP株式会社について】
PSPは、医療情報を安全に保管・活用・共有できるクラウド型を始めとしたPACS(医用画像管理システム)、RIS(放射線情報システム)、PHR(パーソナルヘルスレコード)などの提供を行うヘルスケアITソリューションベンダです。同社のパーパスである『医療情報をみんなの手に。そして未来へ』を元に、利便性の高い医療サービスを提供して医療情報インフラを構築することで、患者や医療従事者、家族、地域社会の“想い”を共有し、持続的な医療環境づくりに貢献することを目指しています。
PSP株式会社 ホームページ: https://www.psp.co.jp/
【キヤノンメディカルシステムズ株式会社について】
キヤノンメディカルシステムズは、疾病の早期診断、早期治療のためCT、MRI、超音波診断装置、X線診断装置などの画像診断装置や体外診断装置、ヘルスケアITソリューションを開発、製造し、世界150以上の国や地域に提供しています。経営スローガンである「Made for Life」(患者さんのために、あなたのために、そしてともに歩むために)のもと、病院経営に貢献し、患者さんに優しい医療システム・サービスをお届けし、これからも変わらず医療に貢献してまいります。
キヤノンメディカルシステムズ株式会社 ホームページ:https://jp.medical.canon/
【エムスリーAI株式会社について】
当社は、病院からクリニックまであらゆる医療機関において多様な医療AIを利用できる仕組みをプラットフォームとして提供し、2020年5月のサービスローンチ以降、数多くの医療機関で利用を頂き解析を行ってまいりました。今後、更に優良なAIを取り揃え、多くの医療現場からの期待に応えることができるよう事業を推進してまいります。
エムスリーAI株式会社 ホームページ: https://corporate.m3ai.co.jp/
本資料に関するお問い合わせ:
エムスリーAI株式会社 お問合せ窓口
info@m3ai.co.jp